中居正広も陣中見舞いに駆け付けた 新型コロナで中止になった「舞祭組」舞台の評判

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ポスト嵐は誰なのか?

 エンターテインメント系のニュースサイト「クランクイン!」は2019年12月、「キスマイ・舞祭組、4人で初の主演舞台『○○な人の末路』上演決定」との記事を配信した。

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 ジャニーズのアイドルグループ、Kis-My-Ft2は7人組。そしてメンバーの横尾渉(33)、宮田俊哉(31)、二階堂高嗣(29)、千賀健永(29)の4人が結成した派生ユニットが舞祭組だ。

 舞祭組と書いて「ブサイク」と読む。13年の結成時にプロデューサーと発表された中居正広(47)が「ブサイク」と命名し、故・ジャニー喜多川(1931~2019)が「舞祭組」の漢字をあてた。

 舞台「○○な人の末路」だが、そもそもの原点は18年4月、日本テレビ系列でドラマ「○○な人の末路」が火曜深夜0時59分から放送されたことに遡る。

 原作は『宝くじで1億円当たった人の末路』(鈴木信行著・日経BP)、この中から4編のエピソードがドラマ化された。

 ドラマ版の脚本は佐藤友治氏(40)と、劇団TAIYO MAGIC FILMの劇作家・演出家である西条みつとし氏(42)が担当した。

 そして舞台版として西条氏がオリジナルストーリーを執筆。共演者に高橋ひとみ(58)と、お笑い集団・ジョビジョバの坂田聡(48)を迎えての上演が決まったのだ。

 肝心の内容だが、かなり意欲的な作品だったようだ。舞台の公式サイトから引用させていただく。

《舞台版では、横尾、宮田、二階堂、千賀の4人を月Side・海Sideの2組に分け、更に共演に月に高橋ひとみ、海にジョビジョバの坂田聡を迎え、舞台の前半では1つの同じストーリーを2組が演じ、後半では月・海が別のストーリーに分岐し、それぞれが違ったエンディングを迎えるという、4人が主役だからこその新しい形の構成に挑みます》

《未来、過去、A地点、B地点など、時間や空間を駆使して複数のキャラクターの感情を行き来する構造とストーリーテーリングで観客を魅了する西条が、ドラマから設定を一新し、横尾、宮田、二階堂、千賀と手掛ける、舞台ならではの新たな人生と人間ドラマ、それぞれの末路にご期待ください!》

 劇場は東京グローブ座。初日は2月9日で、かなりタイトなスケジュールだったという。舞台関係者が明かす。

「稽古期間もあまりない状態で本番に突入したようですが、4人はジャニーズJr.時代から短期間で振り付けを覚えさせられました。そのためセリフが入るのは早かったようです。また4人は、今の時代、好感度が重要だということも知り抜いています。スタッフにも挨拶を欠かさず、威張りちらすようなことは全くなかったそうです。チケットの売上も好調で、いいことずくめでした」

 Kis-My-Ft2の7人は、仲が良いことでも有名だ。北山宏光(34)、藤ヶ谷太輔(32)、玉森裕太(30)の3人も、舞台の上演を自分たちのことのように喜んでいたという。

「7人がメールやLINEで『中居さんもどこかで来るみたい!』と盛り上がっていたそうです。ポスト嵐という観点から言うと、Hey! Say! JUMPが後継者レースでトップを走り、次がKing & Prince、そしてKis-My-Ft2という順位でしょう。またキスマイは、ジャニーズ事務所を退社した飯島三智さん(62)がマネジメントを担当していました。舞祭組を中居さんがプロデュースしたのも、その流れです」(同・関係者)

 ちなみにORICON NEWSは2月29日、「中居正広、後輩・舞祭組の舞台を鑑賞 宮田俊哉&二階堂高嗣の演技を高評価」との記事を配信した。

 中居は2月21日、ジャニーズ事務所から独立するとの会見を行った。だが、タイトルからお分かりの通り、しっかりとグローブ座に足を運んだわけで、これもファンの間では話題になったようだ。

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