“行き倒れ”の遺品・所持金をネコババで懲戒… 新宿区役所の40歳主査 国内 社会 2020年04月18日 保管の期限はない(他の写真を見る) 芥川龍之介の『羅生門』には、行き倒れになった女の遺体から毛髪を引き抜く老婆が登場する。その毛で鬘(かずら)を作り、日々の糧に換えていたのだ。芥川は、老婆に人の本性を語らせる。 「これとてもやはりせねば、饑死をするじゃて、仕方がなくする事じゃわいの」 小説が描くのは疫病と天災に悩まされる平安の世。が、現代になっても野垂れ死にする人は後を絶たない。... 記事全文を読む 0 Advertisement