ウグイス嬢事件 案里氏は全裸で克行氏は転倒…河井夫妻の抵抗劇

国内 政治 週刊新潮 2020年3月19日号掲載

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 自民党本部の4階にある幹事長室の電話がけたたましく鳴ったのは、今月4日のことだった。対応したのは林幹雄(もとお)幹事長代理(73)。受話器の向こうからは、女性の声が聞こえた。雲隠れを続けていたハズの河井案里参院議員(46)である。

 普段は携帯にかかってくるという案里氏からの電話の内容に触れる前に、まずはここに至るまでの、案里氏と、夫の河井克行前法相(57)の周辺に起きた出来事を振り返っておこう。

 発端は昨年7月の参院議員選挙。案里氏の陣営が、選挙カーに乗るウグイス嬢に違法な金額を払っていたのだ。

「昨年10月には、克行氏が法相を辞任。夫妻はその後の臨時国会を欠席し、固く口を閉ざして雲隠れを続けた。ところが、今月3日、夫妻の公設秘書ら3人が広島地検に逮捕され、東京の議員事務所にも捜査の手が伸びたのです」(政治部記者)

 検察がついに本腰を入れた。多くのメディアがそう報じたが“検察の本腰”とはそんな生易しいものではなかった。

「秘書らが逮捕された3日深夜、東京のホテルニューオータニに広島地検の検察官や事務官10名ほどが現れたのです」

 そこに泊まっていたのは、ほかならぬ河井夫妻で、

「2人は地元事務所にまでガサが入ったと聞き、ホテルの一室に身を隠していた。しかし、地検はその潜伏先を突き止め、強制捜査をかけたわけです」

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