カジノ誘致だけじゃなかった…林文子横浜市長が今度は「市庁舎叩き売り」

国内 政治 週刊新潮 2020年2月13日号掲載

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 目下、ハマっ子から批判の集中砲火を浴びているのは、カジノ誘致に舵を切った林文子・横浜市長(73)である。実は、日本最大の政令市を統べる女性首長を巡ってはもうひとつの問題が浮上していた。ハマのシンボルである“市庁舎”を叩き売った疑惑だ。

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 林市長は3年前に“IRは白紙”と明言して3選を果たした。ところが、

「昨年8月22日に一転してIR誘致を正式表明。これを裏切りと捉えた市民は多く、市庁舎はデモ隊に包囲され、市長のリコールを求める署名活動も続いています」(地元記者)

 昨年末に東京地検特捜部が秋元司代議士を逮捕し、“IR疑獄”に発展したことで、誘致派に“転向”した林市長への風当たりは激しさを増すばかり。そんな折も折、“市庁舎”に関する疑惑が取り沙汰されていることはあまり知られていない。

 横浜市は今年6月をめどに新市庁舎へと移転するのを機に、JR関内駅前にある現市庁舎街区の再開発を計画してきた。そして、IR誘致の正式表明から2週間後の昨年9月4日、高級リゾートチェーン「星野リゾート」の100%子会社を含む企業グループが事業予定者に決まったことが発表されたのだ。

 市庁舎は5棟からなり、延べ床面積は約3万平方メートル。その3分の2以上に当たる2万1千平方メートルを「行政棟」が占める。計画では、星野リゾートが行政棟の外観を継承してホテルを運営する方針だ。市庁舎は文化勲章も受章した建築家・村野藤吾が設計したことで知られ、それ故「保存・活用」することになったワケである。だが、日本の近代建築を代表する建物にもかかわらず、

「市庁舎は約7700万円で譲渡される。こんな破格の安値で手に入るなら私が買いたいくらいですよ」

 そう憤るのは横浜市議の太田正孝氏である。

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