脂肪も世間も燃やすが勝ち? 西野未姫に田中みな実…脱ぎたがる炎上芸タレントブーム

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整形・加工ブームの反動か 脱ぎたがる女子タレントの戦国時代

 整形や写真加工が身近で簡単になったからこそ、正直さ、透明性が求められる世の中。Matt加工みたいな話は別で、Mattの場合は「やりすぎている」ことがあからさまなので、ズルではなくエンターテイメントとして成立している。一方で女性タレントの加工に対しては世の中の目は敏感だ。大人数の写真で自分だけこっそり小顔に加工したり、「すっぴん」と言いつつまつげエクステやカラーコンタクトを外さないと、すぐに指摘が入る。

「炎上芸」と「脱ぎ」は、そんな一億総ツッコミ時代ならではこそのサバイバル術なのかもしれない。心身ともに丸裸になる覚悟が求められる。しかも長期的な目線で、じっと耐えることのできる強さが必要というのも、筋トレブーム時代を象徴するかのようだ。脂肪も世間も燃やすが勝ち。そうやって自分も火の粉を浴びながら、注目を集め続けようとするガッツがあるタレントは、起用する側もラクだし使いやすいだろう。

 と思っていたら、田中みな実の快進撃を見てか、「グータンヌーボ2」で共演中の長谷川京子姐さんも最近やたら肌を見せたがる。ここ最近の傾向を見る限り、さばけた毒舌と肌見せを売りに、「オトナの魔性の女」枠に行きたいようである。「ダウンタウンなう」では田中と言い争って話題となり、写真集での脱ぎっぷりも注目を集めている。ハセキョンの狙い通りだろう。

 炎上芸とカラダを売りに、芸能界をのしあがる女たち。なんだか「吉原炎上」みたいな文字列になってしまった。ちなみに田中は「失楽園」のリメイク作品に出演という怪情報も飛び交っているが、西野に田中にハセキョンで「吉原炎上」のリメイクもありではないか。自意識と筋肉のぶつかり合い、すごいことになりそうだ。仁支川峰子がやった役は誰がやるかが一番気になるが。

(冨士海ネコ)

2019年12月13日掲載

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