「日本初のフェミニスト」平塚らいてうを覚醒させた“20歳の初体験”

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 平塚らいてうといえば、教科書にも載っている、明治から昭和にかけて活躍した女性解放運動家の草分けである。

 女性による女性のための文芸誌「青鞜」を創刊し、その巻頭に寄せた「元始、女性は太陽であった」は、今なお日本フェミニズム史に燦然と輝く名文として知られている。

 ところで、そのらいてうが、女学生時代から坐禅に勤しみ、20歳の若さで「悟り」を開いた仏教者だったことはご存じだろうか。

 長年にわたり「悟り体験記」を収集し、その分析を進めてきた仏典翻訳家の大竹晋さんの新刊『「悟り体験」を読む』(新潮選書)から、らいてうの強烈な覚醒体験のさわりを紹介しよう。...

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