「桜を見る会」問題に見る野党のスタイル(KAZUYA)
1952年、当時の吉田茂総理時代から毎年春に行われる「桜を見る会」が糾弾されています。
安倍政権以降招待客が年々増え、後援会関係者も多数呼んでいたということで「私物化」ではないかと指摘されたのです。
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確かに2014年の招待客は約1万3700人だったのに対し、今年は約1万8200人ですから凄まじい伸びっぷりです。予算規模としては毎年一律で1767万円ですから、国家予算に対して考えれば誤差レベルです。
ただ予算に対して実際の支出が今年であれば5518万円超と、ずさんとしか言いようがない金銭感覚です。
予算に対して実際にかかった金額が3倍以上など、民間企業では考えられないことでしょう。この支出は税金からなので、糾弾されても仕方ありません。このように年々定額の予算と実際にかかった金額が乖離していたため、来年度概算要求は約5728万円に増えています。しかしここに来て野党からの追及が激しくなったため、安倍総理は来年度の桜を見る会を中止すると発表しました。
予算委員会では招待客名簿を求められ、内閣府の担当者が破棄したと答弁(いや、ないわけないでしょ)するなど醜態を呈していました。
個人的には予算を整理したら中止にする必要はないんじゃないかとも思うのですが、火種をすぐに消した形です。
ちなみに、民主党政権時代には鳩山総理主催の桜を見る会で後援会関係者を呼んでいたことが明らかになっています。国民民主党の玉木代表は会見で旧民主党が各議員に「推薦枠」を割り振り、招待者を募っていたことを明かしました。
桜を見る会に関して、追及している方も安定のブーメランを投げているので、何ともお粗末です。
確かに桜を見る会の予算に対する支出の膨張や招待客の増加は問題ではあります。
しかし問題ではあるけど数千万円単位の問題をいくら突いたところで、政権が倒れるわけでもなければ、野党への信頼感も上がりません。
もっと他に追及すべき問題があるだろうと思うのですが、野党にはビジョンも無ければ、まともな論戦をやる気概も感じられず、本当に何もないのだなと呆れるばかりです。
なんとなく注目を集めそうだから取り上げているだけで、本来は前座レベルの試合をメインイベントでやろうとしている感覚です。米中対立の狭間で日本がどう立ち回るか、人口減少の中でどのように日本を発展させるか、そうした大局的な視点で議論を進めてもらいたいものです。
野党はプロレスで言うところのストロングスタイルとは真逆だと、僕が動画で述べたところ、「野党はスト・ロングスタイル(審議拒否という意味でストライキをロングにやるというスタイル)」だと動画にコメントをくれた方がいます。言葉の切り方を変えるだけで別の意味合いが出現しつつ、野党の体たらくを表す、まさに言い得て妙です。
与党は問題だらけだけど、野党はもっと問題……。これではまずい。


