10日で2度犯人に逃げられた大阪地検、トップを直撃取材すると…
戦後の上方漫才を支えた人生幸朗(こうろう)・生恵(いくえ)幸子のぼやき漫才。人生さんが世相や歌謡曲をやり玉にあげては、「責任者出てこい!」と笑わせた。泉下の師匠に、10日ほどで2度も犯人に逃げられた大阪地検を一喝してもらいたいところである。
覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反で公判中の大植(おおうえ)良太郎被告(42)。今月9日の午前4時前、護送中の彼は、検察事務官に「手錠がキツい」と訴えた。事務官が片方を外した刹那、暴れに暴れ、ワゴン車から飛び出し闇へと消えたのだ。...