剛力彩芽、前澤氏と破局の「代償」は 仕事大幅減で“歩合制”に…

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お手上げ状態

 IT長者は当面、食うに困ることもなかろう。が、大事な“商品”をキズモノにされたオスカーの怒りはいかばかり……。と思えば、

「そうとも言い切れないんです。オスカーの古賀誠一社長は周囲に“何とか別れてくれないだろうか”と漏らしていましたから」

 とは、さる民放幹部だ。

「前澤さんと付き合い始めてから、彩芽ちゃんの仕事量は目に見えて減っていった。かろうじて残っていたヤクルトの“ジョア”や“ランチパック”のCMも昨年降板し、今年3月にはラジオの仕事も終了。気づけば、レギュラーの仕事はフジテレビ系の『奇跡体験!アンビリバボー』のMCが1本だけという状況だった。それもこれも、全て前澤さんの影響だと事務所も頭を抱えていましたよ」

 交際発覚前の2013年にはCM12本、連ドラ3本への出演を誇ったが、それもすべて失った。古賀社長の落胆も頷けよう。

「彩芽ちゃんクラスだと連ドラ1本でギャラは100万円をくだらない程度。ところが、CM単価は2千万~2500万円ほどで、それが前澤さんに出会った数年間のうちに吹っ飛んでしまった。タレント生命を絶たれたも同然です」(同)

 上戸彩(34)、武井咲(25)、米倉涼子(44)らとともにオスカーの看板を背負ってきた剛力である。無論、事務所側もことの成り行きをただ指を咥えて眺めていたわけではなく、

「ゆくゆくは“女優一本でやっていきたい”という彩芽ちゃんのために、刑事モノはどうか、医療モノはどうか、とテレビ局に企画を持ち込んだりしていました。でも、前澤さんの印象があれだけ強くついてしまった彩芽ちゃんにオファーをする局はなかった。何かあるたびに前澤さんのSNSに登場し、炎上する女優を起用するのはスポンサーの手前、リスクになりますからね。事務所側も前澤さんのやり方にすっかりお手上げ状態だったようです」(同)

 それでも、“芸能界の父”が剛力を見放すことはなく、

「レギュラーが1本になってしまった頃、事務所側は彩芽ちゃんに“このままでは給料制は維持できない”と通告し、歩合制に変更したそうです。それも、彼女に目を醒ましてほしい親心がゆえだった。とはいえ、ここ数年間の逸失利益を考えれば、事務所は前澤さんに損害賠償を請求したい気分だと思いますよ」(同)

 いかに自由恋愛とはいえ、“育ての親”に当たる事務所側の気持ちも理解できる。

 では実際に、剛力や事務所は前澤氏に「代償」を求めることができるのか。

 フラクタル法律事務所の田村勇人弁護士によれば、

「まずふたりが婚約しているか、内縁関係にない限り、剛力さんが前澤さんに慰謝料を請求することは難しいでしょう。内縁関係とは概ね3年以上同棲し、お互いの親族の冠婚葬祭に顔を出すなど、実質的に“夫婦”と認識されている状態です。今回のふたりの場合、おそらくこれには当てはまらない。また、所属タレントと特別な契約がない限り、自由恋愛なので、前澤さんが剛力さんとの交際を暴露したなどの事実がなければ、事務所側が前澤さんに損害賠償を請求することは難しいと思います」

 つまり、恋愛関係をどう清算するかについては前澤氏の胸ひとつなのである。

 先の知人によれば、「剛力さんは彼との結婚を夢見て交際を続け、苦しそうだけど“まだ待ちます。もう少しだけ頑張りたい”と言い続けていた」という。だが、彼女の健気な思いが叶うことはなかった。

 果たして、稀代のIT長者はどんな「代償」を払うのだろうか。

週刊新潮 2019年11月21日号掲載

特集「ZOZO『前澤』『剛力彩芽』ついに破局! タレント生命を絶たれた『代償』はいくらか」より

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