綾瀬はるか「奥様は、取り扱い注意」が映画化 ドラマとは全く違う作品になると心配する声

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 綾瀬はるか(34)と西島秀俊(48)が夫婦を演じた“アクションドラマ”「奥様は、取り扱い注意」(17年・日本テレビ)が映画化されて帰ってくる。ドラマの最終回は、「そこで終わり?」という声が多かっただけに、ようやくその続きが見られることに。

 だが、「ドラマとはかなり違う映画になるかも」とは事情通だ。そのワケとは――。

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 奥様の名前は菜美(綾瀬)、旦那様の名前は勇輝(西島)、ごく普通の2人はごく普通の恋をして、ごく普通の結婚をしました。でも、ただひとつ違ったのは……奥様は某国の元スゴ腕の特殊工作員だったのです。

 といった感じで、当初は、菜美が窮地に陥った近所の奥様方を、持ち前の身体能力で解決する勧善懲悪のアクションドラマだった。だが、最終回になって、旦那様は彼女を監視対象にした公安捜査官だったことが明かされる。そこで壮絶な夫婦ゲンカが始まるのだ。菜美が包丁を投げつければ、勇輝はカバンで受け止める。殴り、蹴り上げ、投げる……まるでカンフーアクションでも見るかのようだった。ドラマの関係者が、このアクションを解説する。

「綾瀬さんは、ほぼ吹き替えなしでアクションができ、コメディーも演じられる希有な女優です。脚本は直木賞作家でもある金城一紀氏(51)。彼は、『SP 警視庁警備部警護課第四係』(07年・フジテレビ、主演:岡田准一[38])や『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(14年・テレビ朝日、主演:小栗旬[36])、『CRISIS 公安機動隊特捜班』(17年・フジテレビ、主演:小栗)など、コメディー的要素がありながら、ハードボイルドな作品で知られています。リアリティを重視する金城氏は、自身の小説を映像化する場合は、脚本も手がけています。さらにアクションに関しても毎回、“カリ・シラット”という戦闘用の武術を取り入れ、自ら、岡田や小栗、西島にも指導してきました。『奥様は、取り扱い注意』も同様で、アクション監修も務めた金城氏が綾瀬さんに徹底指導して、日本のドラマ史上初の“足ワザ女優”に育て上げた。それが活かされた夫婦ゲンカでしたね」

 その後、夫婦ゲンカはいったん中断され、菜美は、浮気現場を撮られた隣の奥様(広末涼子[39])の動画を取り戻しに行く。組織を壊滅し、無事に帰宅した彼女を待っていたのは、銃口を向けた夫だった。場面は暗転し、銃声が一発……。これで終了したのだから、視聴者からは「そこで終わり?」「どうなったんだ!?」との声が上がったのもむべなるかな。

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