囲碁最年少名人・芝野虎丸の作られ方――兄が語る「常軌を逸した熱中生活」
史上初めて10代で名人となった囲碁棋士、芝野虎丸新名人(19)。聞けば、彼を含む4人きょうだいはみな、秀才揃い。そんな「芝野家」ではどんな“教育”が施されていたのか。新名人の兄、龍之介さん(21)が語ってくれた。
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新名人は、4人きょうだいの3番目。一番上の姉が東大生で、続く兄の龍之介さんは東京理科大に通う大学生であり囲碁棋士(二段)でもある。一番下の妹は高校生でアマ囲碁の有力選手だ。そんな子どもたちの成長には、ゲームプランナーの父親、登志也さん(46)の影響が大きく関係しているようだ。新名人が囲碁に触れた当時を、龍之介さんが振り返る。
「きっかけは、父が『ヒカルの碁』で囲碁にハマったこと。私たち子どもを児童館で遊ばせているとき、児童館にあった漫画を時間潰しに読んだのだそうです」
約15年前、龍之介さんが6歳で新名人は4歳である。
「ある日、父がゲームソフトの『ヒカルの碁3』を買ってきて、家族で遊んでいるうちに、みんなが囲碁にハマった。次第にゲームだけでなくふつうに囲碁も打つようになりました。そこに虎丸も加わって、囲碁を憶えたのです」
そして、龍之介さん8歳、新名人6歳のとき、日本棋院の子ども教室に週1で通いはじめた。
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