山口組抗争激化! 組員2人を射殺した68歳「悲しき老ヒットマン」

社会 週刊新潮 2019年10月24日号掲載

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 6代目山口組「ナンバー2」の出所が迫るなか、突如として響き渡った2発の銃声――。現行犯逮捕されたのは68歳の「老ヒットマン」だった。神戸市内で起きた射殺事件は、緊迫した状況が続く日本最大の指定暴力団の分裂騒動に、新たな抗争の火種をもたらそうとしている。

「ついに“花隈(はなくま)”で血が流れてしまった……」

 捜査関係者のひとりはそう嘆息する。暴力団関係者はもちろん、警察組織をも震撼させる「事件」が勃発したのは今月10日のことだ。

 山口組は2015年に「6代目山口組」と「神戸山口組」に分裂。今回の事件現場は後者の中核組織・山健組の本部付近で、神戸市中央区花隈町に位置する。

 この日、山健組本部では、午後1時から直系組長らが集う定例会が開かれていた。

 捜査関係者によれば、

「事件当日は午前中から、暴力団関連の記事を多く扱う週刊誌のカメラマンなどが本部前に陣取っていました。その際、本部から少し離れた駐車場近くに、小柄な老人がカメラを構えていた。警戒に当たる警察官や山健組の組員が、どこの社なのか尋ねると“週刊大衆”“双葉社”と実在する雑誌や出版社の名を答えた。しかも、カメラマンベストを身につけた老人が手にしていたのはプロ仕様のミラーレス一眼。周囲は訝しがったものの、定例会は予定通り始まりました」

 会自体は30分ほどでお開きとなり、メディアも撤収していく。しかし、

「例の老人だけは車を停めたまま動こうとしなかった。そこで、警察官が職務質問に向かい、部屋住みの組員もそれについて行った。そして、組員が老人に近づいた瞬間、“パン、パンッ”という銃声が響いたのです」(同)

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