「南沢奈央」の精神安定剤は“現場”に出没する父、事務所にとっては地道に働く優等生

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父が諭した女優への覚悟

「当時、南沢は高校生活と芸能活動の両立を考えていたそうです。そこへ映画『赤い糸』主演の話が舞い込み、本気で女優を続けるか悩んだ時に、お父さんに『仕事をするなら半端な気持ちでやるな。自分と向き合って、自分で決めなさい』とアドバイスされ、真剣に取り組むようになった。彼女は、子供の頃から、かなりお父さん子だったようですね」(前出・芸能記者)

 大学も両親が卒業した立教大に進んでいる。絵に描いたような良家の娘だ。

「性格も良いそうです。仕事も順調でしたが、ポスト長澤まさみ(32)とまで言われながら、まだ大ヒット、代表作と呼べる作品に出会っていません。しかし、舞台の仕事を続けたことで、今後は女優としての活躍の場は広がると思いますね」(同)

 ただし、彼女もそろそろお年頃である。昨年は交際していたお笑いコンビ・オードリーの若林正恭(41)との破局も伝えられたが、

「別れ際、『今回の件、笑いにガンガンしていいからね』と言われたと若林が告白していますが、それによって彼女の評価はむしろ高まりました。でも、お父さんが現場に良く出没しますから、悪い虫も寄ってこないかも。彼女も信頼する人が近くにいることで、安心して仕事ができているようですから」(同)

 それでなくては事務所も困るだろう。とはいえ、女版ジャニーズは現在、高杉真宙(23)や岡田健史(20)など男優の売り込みに力を入れているという。

「だから南沢は、自分の好きな仕事に打ち込んでいけるのでしょう。元々、社員には厳しくとも、女優にはそれほどうるさく言わない事務所ですからね。だからこそ、結婚を勝手に決められたりもしちゃうわけですから。特に彼女の場合は、内山同様、名物女性社長のお気に入りです。10月から、彼女の番組も始まりましたしね」(同)

 え? ドラマ?

「いえ、『こころ、はなやぐ。~ハナ旅~』(テレ朝)という旅番組の旅人役ですよ」

 土曜の深夜に放送されている5分枠だが、観てみると実質2分の番組である。今月は飛騨高山を訪れ、街並みや食などをレポート。わざわざ現地に赴いているところが立派で、ナレーションまで務めている。こんな仕事もしていたとは……。

 事務所の経営は彼女の双肩にかかっている?

週刊新潮WEB取材班

2019年10月23日掲載

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