立川志らく「グッとラック!」で初MC抜擢も視聴率は番組打ち切り危険水域

芸能 週刊新潮 2019年10月17日号掲載

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 オチをつけるのが落語家の技量とはいえ、新番組の開始早々に視聴率をサゲれば噺は終わってしまう。TBSの情報番組「グッとラック!」で、初MCに抜擢された立川志らく(56)が、さっそくの試練に直面した。

 あと3カ月もせずに除夜の鐘が鳴り響く。テレビの年間視聴率を競う民放各局において、「秋の改編」は新番組を次々に投入してのラストスパートである。特に日本テレビ、テレビ朝日に次ぐ3位に甘んじているTBSにとってみれば、視聴者を惹きつける大胆な変革が求められているんだとか。

 それ故、日テレの「スッキリ」、テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」、フジ「とくダネ!」が鎬(しのぎ)を削る平日朝の情報番組に大鉈がふるわれた。国分太一と真矢ミキがMCを務めていた「ビビット」が終了し、代わって始まったのが立川志らくをMCに起用した「グッとラック!」なのだ。

 TBS関係者によれば、

「志らく師匠は3年前にTBS『ひるおび!』のコメンテーターになって以来、歯に衣着せぬ物言いが視聴者に好評を博していました。今年5月に川崎市で起きた無差別殺傷事件の犯人に対して、『一人で死んでくれ』と口にして炎上騒動を起こしましたが、このご時世で本音を喋れる人物は稀有な存在だと、局はリスク覚悟で起用したのです」

 ところが、蓋を開ければ初回の平均視聴率は2・9%(関東地区、以下同)と、同じ時間帯でのワーストを記録。2回目の10月1日放送分も2・6%、3回目に至っては2・3%と負け続き。9時55分から始まる第2部でも、初回2・4%、2回目1・8%、3回目は1・4%と、番組打ち切りとなってもおかしくない“危険水域”に達してしまっているのだ。

 さる放送記者が言う。

「首位をひた走る『羽鳥慎一モーニングショー』の年間平均視聴率は9・1%で、TBSの数字はその3分の1にも満たない。日テレやフジの裏番組と比べても半分以下です。志らくさんも、生放送の初司会ということで終始緊張した面持ちなのは仕方ないとしても、脇を固めるキャスター2人が心許ないのです」

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