香港「民主の女神」が「霊言」で逮捕の危機! 「幸福の科学」の罪と罰

国内 社会 週刊新潮 2019年9月26日号掲載

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 いまだ収束の兆しが見えない香港の大規模デモ。中国は周辺地域に武装警察を集結させ、「第二の天安門事件」を危惧する声は高まるばかりだ。そうしたなか、デモを象徴する「民主の女神」に新たな火種をもたらしたのは、アノ宗教団体の「霊言」だった。

「民主の女神」ことアグネス・チョウ(周庭)氏(22)といえば、モーニング娘。や嵐が好きで、日本のアニメから学んだという流暢な日本語を操る才媛である。

 2014年の「雨傘運動」で一躍、注目を集めた彼女は、今回のデモにも民主派団体の幹部として参加。8月末には香港警察によって逮捕されている。さて、渦中の美女がツイッターに「声明」を載せたのは今月5日のことだった。曰く、

〈最近、ある日本の政党の出版物に、私の名を騙って、私が「自衛隊に香港を助けてほしい」と主張していると書かれていました。私はこのようなことは言っていませんし、このような主張はしていません〉

 ここに登場する「政党」とは幸福実現党に他ならない。実は、この前日付の同党の機関紙が、アグネス氏の守護霊の「霊言」を紹介。「幸福の科学」の大川隆法総裁が別人になり切って喋るアレのことだ。記事では彼女の「守護霊」が、

〈邦人保護の名目で、自衛隊を送ってください〉

〈できたら香港独立まで持っていきたい〉

 と発言している。で、これが中国全土に大炎上を巻き起こしたワケである。

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