「千葉真一」が芸能生活60周年祝賀会を開催、息子「新田真剣佑」の出演を危ぶむ声

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主催者側を取材すると……

「JJ. SONNY CHIBA Official Web Page 2019」なるサイトがある。サニー千葉という名前にピンと来た方もおられるだろう。そう、千葉真一(80)の公式サイトなのだ。

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 サイトを見てみると《News》や《Bio》、《Info.》といったおなじみの項目が表示されるのだが、下の方に《千葉真一芸能生活60周年記念祝賀会》と銘打つ《特設WEBサイト》へと誘導するバナーが貼られている。

 そのバナーだが、グラスを片手にタキシードを着た千葉真一の写真が目に焼き付く。おまけに「令和元年。千葉真一、此処に極まる。」というコピーに「SONNY CHIBA」の英字サイン————まさにゴージャスとしか言いようのないビジュアルなのだ。

 クリックして特設WEBサイトに飛ぶと、祝賀会の開催日は2019年11月7日。会場はホテルニューオータニの「鶴の間」で、「開宴」は18時だという。そして何とチケットは全席共通で5万円と表示されている。

 そのチケット料金を「高すぎる」と考えるかどうかは人それぞれだろう。しかしながら「安くない」ことだけは間違いない。

 この特設WEBサイト、祝賀会の内容が全く記載されていない。千葉は歌手としてもデビューしているが、歌声を披露する「ディナーショー」であるのかどうかも不明だ。

 ただし、《ゲスト》と《総合司会》は書かれている。前者は新田真剣佑(22)、眞栄田郷敦(19)、真瀬樹里(44)の3人。いずれも千葉の実子たちだ。そして後者は徳光和夫(78)だという。

 千葉家の家族関係は少し複雑だ。3人の子供たちの、プロフィールをあまりご存じない方もおられるかもしれない。そもそも千葉は1973年に野際陽子(1936-2017)と結婚し、真瀬樹里が生まれた。

 だが1994年に離婚。そして96年に千葉は再婚する。この女性は「28歳年下の一般女性」と表現されることが多いが、当時のスポーツ紙などは「玉美夫人」と紹介している。この「玉美夫人」との間に生まれたのが、新田真剣佑と眞栄田郷敦の兄弟である。

 真瀬樹里は女優として、テレビドラマを中心に息の長い活躍を続けている。さらに女性を中心にズバ抜けた人気を誇るのは新田真剣佑だ。

 幼い頃は子役で、またアメリカでの映画出演の経験を積んで、2014年に日本で本格的にデビュー。16年頃から映画やテレビドラマで露出が増えるようになり、17年、『ちはやふる -上の句- / -下の句-』(東宝:小泉徳宏監督)で、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した。

 いわゆる“イケメン俳優”として女性ファンが多いことで知られるが、本人は演技派への脱皮を目指しているようだ。今年は10月から放送される連続テレビドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系列・水曜・22:00)の出演も発表された。テレビドラマの出演は1年半ぶりであり、今作では高畑充希(27)の相手役を務めることから、ファン以外からの注目も集めている。

 真剣佑の弟である眞栄田郷敦は7月7日からテレビドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系列・日・21:00)に出演。注目度という意味では、3人のきょうだいの中で今がトップかもしれない。「『ノーサイド・ゲーム』後、眞栄田郷敦は“新田真剣佑の弟”から卒業できるか」(アサ芸プラス:19年9月5日)という記事も報じられており、どんどん存在感を増しているようだ。

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