「千葉真一」が芸能生活60周年祝賀会を開催、息子「新田真剣佑」の出演を危ぶむ声

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主催者側に取材を申し込み

 さて祝賀会は、関係者の間では既に話題になっているという。しかしながら、話が広まれば広まるほど、宣伝どおりに開催されるのか、疑問視する声も大きくなっているようだ。関係者が取材に応じた。

「そもそもチケット1枚5万円で、どれくらいの人が集まるのか。ただ、千葉さんのお子さんが3人揃えば、多くの芸能マスコミが駆け付けるでしょう。私の記憶では、千葉さんの前で3人のお子さんが勢揃いしたことはないからです」

 祝賀会を宣伝する公式サイトに、公演の内容が書かれていないのは先に述べたとおりだ。牽強付会の誹りを受けるかもしれないが、3人の子供たちの名前を《ゲスト》として紹介すれば充分という判断があったのかもしれない。

「実を言うと、祝賀会の開催に対する疑問の声で最も多いのが、『本当に3人のお子さんが全員、集まるんだろうか、出席してくれるんだろうか』というものなのです。常識で考えれば、千葉さんは子供たちの許諾を得ているからこそ、ゲストだと発表しているのでしょう。ところが関係者の間では、新田・眞栄田兄弟と真瀬樹里さんは決して仲がいいというわけではないと言われています。不仲だという人も少なくありません」(同・関係者)

 大手の芸能メディアで正面から不仲説を報じたところはないが、ネット上では怪しげな情報も含め、きょうだいの関係についてさまざまな情報が乱れ飛んでいるのは事実だ。やはりファンにも関心の高いトピックスらしい。

 そこで祝賀会の主催として名前が記されている一般財団法人に取材を申し込むと、担当者が対応してくれた。まず、会の内容を聞いてみた。

「当日は映像とトークを中心に、千葉真一の芸能生活60年を振り返る予定です。当日のサプライズもありますので詳細は申し上げられませんが、例えば深作欣二監督(1930-—2003)との出会いを振り返る場面なら、監督と千葉の映画作品をダイジェストしたものや、貴重な写真といった資料などを上映します。それから監督のご長男である深作健太さん(47)と千葉で、深作監督についてのトークショーを行う、という具合です」

 チケット代金の5万円には、フルコースのディナーと、ソフトドリンクやアルコールの料金も含まれている。担当者氏は、「チケットの売れ行きも順調です」と言う。ちなみにチケットの販売は特設WEBサイトで行われている。

「約1000席を用意していますが、チケット現在、約700枚が売れました。関係者席の用意などもありますので、残り席は僅かとなっています。もしご興味のある方がおられましたら、特設サイトの閲覧など、早めに動いてくださると助かります」(同・担当者)

 最後に「きょうだいの不仲説」について質問したが、「3人とも必ず出演します」と一蹴した。

「そういう説があることは承知しております。しかしながら、父親である千葉真一と、3人の子供たちは、実に強固な絆で結ばれているんです。千葉は芸能生活60周年という大きな節目を迎えました。彼が父親として子供たちに『協力をお願いする』と依頼すれば、全員が一も二もなく手助けに駆け付けてくれる。そんな親子関係なんです。ですから、もちろん祝賀会には必ず出演します」

週刊新潮WEB取材班

2019年9月16日掲載

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