テレ朝「玉川徹氏」の素顔 実は繊細な人で健康オタク、母校・京大贔屓の発言も…

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「主婦層に人気が高い」

 生まれは宮城県で、名門・仙台二高を卒業後、浪人生活を経て京都大農学部に進学。さらに大学院農学研究科修士課程を修了。このコースを歩むと、多くが官僚か公的研究機関の研究員になるが、1989年にテレ朝に入社した。

「周囲が将来の天下りまで見越して技監系の官僚になろうとしていたのが嫌で、違うコースを辿ろうとしたと言われています」(同・テレ朝社員)

 入社後は「内田忠男モーニングショー」「サンデープロジェクト」「ザ・スクープ」など一貫してワイドショー・情報番組畑を歩み、コメンテーターになるまではディレクターを務めていた。ディレクター時代は人気絶頂期の田中真紀子元衆院議員(75)の実像に斬り込むなど野心的な取材に取り組み、高い評価を得ていた。

 入社以来、一貫して反権力、反権威。東大ではなく京大を選んだのもその表れなのか……。

 ただ、京大については偏愛とも言えるところがあり、ことあるごとに京大贔屓の発言を口にしている。東大入試を取り上げた今年3月13日放送では「東大に行くような連中は保守的だし、計算高いとしか僕には見えなかった」(玉川氏の番組内での発言より)と論評し、羽鳥アナの血相を変えさせる一幕があった。

 9年目を迎えたコメンテーターという仕事にはプライドを持っているようだ。

 今年5月28日のTBS「ひるおび!」でコメンテーターの落語家・立川志らく(55)が、川崎市の19人殺傷事件で犯行後に自殺した犯人(51)について、「死にたいのなら一人で死んでくれよ」と論評すると、同31日の放送で玉川氏は強い不快感を示した。

「感情論とテレビでしゃべるべきことっていうのは、やっぱり一線を引かなきゃいけない」(玉川氏の番組内での発言より)

 権力に斬り込み、他局のコメンテーター批判も怖れない玉川氏。タブーがないところが視聴者にとっては痛快なのか、「主婦層に人気が高い」と前出のテレ朝社員は語る。

 また、かわいいところもあるという。

「健康オタクなんです。体のことをずいぶんと気にしている。雑談のテーマも健康ネタが好きで、目の色を変えて話す。また、ミスをしたスタッフに厳しい分、自分が間違えると、すぐに詫びる。だから、嫌われない」(前出・報道局情報番組センターのスタッフ)

 庶民にも手が届くマンションに住んでいたり、バツイチだったり、実は彼女がいたり、健康オタクだったり。硬派コメンテーターも素顔は人間的なのだ。

鈴木文彦/ライター

週刊新潮WEB取材班編集

2019年9月5日掲載

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