テレ朝「玉川徹氏」の素顔 実は繊細な人で健康オタク、母校・京大贔屓の発言も…

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 朝のワイドショー戦争でテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」が勝ち続けている。2016年度から18年度まで3年度連続で平均視聴率がトップで、その勢いは今も衰えていない。好調を支える一番の功労者は司会で元日本テレビの羽鳥慎一アナウンサー(48)だろうが、レギュラーコメンテーターで同局社員の玉川徹氏(56)の貢献を讃える声も多い。玉川氏の素顔を探る。

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 玉川徹氏の真骨頂は歯に衣着せぬ発言だろう。たとえば今年8月13日放送では、日韓関係の悪化を報じる中、こう論評した。

「喜んでいるのはネトウヨだけで、実は国全体としてみれば損をしていると思います。プラスがありますか、この結果に。何かのプラスあるんですか。どっちの国にとっても」(玉川氏の「羽鳥慎一モーニングショー」での発言より)

 保守系の人々らを刺激する発言だっただけに、多くの視聴者がツイッターなどのSNSで反論したが、玉川氏はひるむ素振りも見せなかった。

 ただし、それは自分への批判から目を背けているためでもあるらしい。

「彼はツイッターなどをまるで見ないそうです。自分の軸をブレさせないためでしょうが、同時に自分への批判を見て傷つくのが嫌なせいかもしれない。ああ見えて彼はとても繊細な人間ですから」(「羽鳥慎一モーニングショー」を制作する報道局情報番組センターのスタッフ)

 権力批判を怖れず、過去には週刊誌で「態度がデカイ」と批判されたこともある玉川氏に、「繊細」という言葉はそぐわない気もするが、そんな性格ゆえに彼の周囲にはピリピリとしたムードが漂うことも少なくないという。

「その上、彼は仕事熱心なので、ミスをしたスタッフに声を上げることもある。だから、彼と接するときには緊張するスタッフもいる」(同・報道局情報番組センターのスタッフ)

 半面、繊細であることが功を奏しているところもあるのだろう。刺激的な発言はよくするものの、乱暴な言葉は発しない。だから、SNS上で炎上することがあっても、現実社会で問題に発展したことはない。

 別のテレ朝社員はこう評する。

「玉川さんは昔から出世願望がゼロ。上昇志向があったら、コメンテーターなどやらず、管理職側にまわる。よく『玉川コメンテーターは視聴者に媚びない』と言われるけど、上司に取り入ろうともしない。サラリーマンとしては、かなり異色」(テレ朝社員)

 事実、視聴者の認知度が極めて高い社員であるにもかかわらず、社内での役職は一切なく、「羽鳥慎一モーニングショー」の一スタッフに過ぎないのだ。なので、部下もいない。

 コメンテーターは2011年から務めはじめ、15年からは毎回出演。早朝、隅田川近くの中央区内にあるタワーマンションから、港区六本木のテレ朝まで迎えの車で出勤する。

 住まいのタワマンは富裕層が住むような超高層タイプではなく、一般的なサラリーマンでも手が届く物件だ。玉川氏のコメントは多くが庶民目線だが、それはポーズだけではないらしい。

 また、番組ではストライプ柄のスーツが定番ファッションで、一部には「似合っていない」との声もあるが、これは衣装スタッフが選んでいるという。出勤時は意外や「カジュアルウェア姿」(同・テレ朝社員)なのだそうだ。

 服装のコーディネートを夫人がしていると誤解していた向きもあるだろうが、バツイチであることを今年5月10日放送の同局「ザワつく!金曜日」にゲスト出演した際に公表した。

 玉川氏がバツイチであることは報道局情報センター関係者の間では知られていたが、それ以外の部署では「彼はずっと独身」と思い込んでいた社員もいたという。

「一般人の女性と結婚していたが、ずいぶん前に別れた。結婚生活は長くなかった」
(前出・報道局情報番組センターのスタッフ)

「ザワつく!金曜日」で玉川氏は離婚理由について、「そう言えば、家事はしなかったかな」と自嘲気味に振り返っている。

 ただし、離婚後は女性と無縁の暮らしをしているかというと、そうではない。

「付き合っている女性がいるようです」(同・報道局情報番組センターのスタッフ)

 ちなみに、玉川氏の周囲によると、好みの女性は議論のできる人で、これはイメージどおりだろう。

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