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「今後のコメ価格はせいぜい300円程度しか下がらない」 現場からは批判が噴出 「物流が止まっているのに、小泉さんは何を言ってるのか」
石破茂首相(68)が政権浮揚の切り札に登板させた小泉進次郎農水相(44)。就任して間もなく、随意契約による備蓄米放出がテレビでは評判で上々な滑り出しに見える。だが、現場に目を向けると「江藤米」の弊害など問題が山積しているのだ。
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埼玉の米穀専門輸送業「G.R.TRANS」代表の山際満氏は、今回の備蓄米の配送が本格化するのは6月下旬になるとみるが、こんな不安があるという。
「前回までに入札された備蓄米のうち(3月分の)計21万トンが今さらになって、世に出始めているんです。...
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35時間に及ぶ学生と機動隊の攻防…東大に炎が上がった「安田講堂事件」
全共闘運動、そして全ての学園紛争の“天王山”として記憶される「東大安田講堂事件」――。
その火種となった東大紛争は、“登録医制度”に反対する医学部の学生たちが、無期限ストに及んだことに端を発する。
これに対して大学側は強硬な姿勢に徹し、医局員と揉めた学生17人に退学を含む厳しい処分を下した。後に、そのうち1人の学生に誤認処分の可能性が強まるが、大学当局は処分の撤回に応じなかった。
業を煮やした学生たちは昭和43年(1968)7月2日、安田講堂のバリケード封鎖を敢行。...
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