全英制覇「渋野日向子」シンデレラ誕生秘話 人生初ショットで50メートル

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 海外メジャーの日本人Vは、じつに42年ぶり――。全英女子オープンを制した渋野日向子(20)の快挙は、海外のメディアでも大きく報じられた。小学2年生、人生初のショットから“飛ばした”という、その才能には驚かされる。

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「小2の時、練習場でゴルフを教えている父から“無料レッスンやるから友達を連れてきて”と頼まれて、一番仲良しだった日向ちゃんを誘ったんです」

 こう振り返るのは、渋野の同級生の佐藤奈穂さん。当時から運動神経抜群の存在として、学校で知られていたという。

 奈穂さんの父・純さんは、岡山県のパルグリーンゴルフクラブ専属のコーチ。渋野が人生で初めて打ったショットを鮮烈に記憶しているという。

「ジュニア用の7番アイアンで、50メートルは飛びました。一球目ですよ。鋭いスイングでボールにちゃんと当たったわけですから、びっくりしました。これは違うなと思いました」(純さん)

 渋野の母・伸子さんも、その日のことは忘れられないと語る。

「レッスン後に“(ゴルフを)やる?”と聞いたら“やる”と言うので習わせることにしました」

 以来、毎週、純さんの元へ通うことになったという。8月7日発売の週刊新潮にて“シンデレラ”誕生秘話を詳しく報じる。

週刊新潮 2019年8月15・22日号掲載

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