雅子皇后「皇室外交」で復権! “私は国民に受け入れられている”と実感なさった瞬間

社会週刊新潮 2019年7月25日号掲載

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雅子皇后に復権をもたらした5つの僥倖(1/2)

 新天皇のご即位から2カ月余り。上皇ご夫妻が二人三脚で築いてこられた「平成流」ご公務は、令和の御代でも引き続き健在である。今なお長期療養中でありながら堂々“復権”を果たされた雅子皇后。見違えるようなお振る舞いの裏には、五つの“僥倖”があった。

 ***

「ご公務を休まれて批判を受けていた頃とは、たたずまいがまるで異なります」

 古参の宮内庁職員を感嘆せしめた新皇后は現在、まさしく別人のように溌剌とご公務に臨まれており、

「正直なところ、ここまで好調が続くとは、我々も予想していませんでした」

 そう話すのは、宮内庁担当記者である。

「5月下旬に来日したトランプ大統領夫妻の歓迎行事ではフル稼働され、続いて6月1日からは『全国植樹祭』ご出席のため1泊2日の日程で愛知県へ行幸啓されました。これは上皇ご夫妻から受け継いだ大切な行事で、四大行幸啓の一つでもある。晩餐会などのお疲れが残っていれば、あるいはご欠席か、という一抹の不安があったのですが、それも杞憂に終わり、皇后さまはにこやかにお務めを果たされていました」

 その後も好調のまま、

「両陛下は7月1日にトルコ大統領夫妻と会見なさいましたが、この時皇后さまは、これまで苦手とされてきた和服で臨まれました。平成終盤の園遊会では和装が何度かありましたが、園遊会でのお召し物は基本的に皇后さまがお決めになり、他の女性皇族はそれに倣うしきたり。つまり今回は自らのご意思で、縁遠かった和服を選ばれたわけで、大きな進展だと思います」(同)

 かように幸先良いスタートを切られた雅子皇后の“源”となったのは、

「何よりも自信を回復なさったことが第一でしょう」

 とは、ベテラン皇室ジャーナリストである。

「ご成婚当初から雅子さまは、キャリアを生かして『皇室外交』を担いたいと希望なさっていました。ですが、それも叶わず2003年冬には帯状疱疹を発症して入院され、その後は長期療養に入られてしまう。皇太子妃としての生活は思い描かれていたものとは大きく異なってしまい、04年5月には皇太子さま(当時)の『人格否定発言』となって発露したのです」

 以来、15年である。

「御代替わり後は、まさしく水を得た魚の如し。6月27日に会われたマクロン大統領夫妻ともフランス語で話し込まれるなど、元外交官の面目躍如でした」(同)

 そうした自信回復に繋がる“光景”が、先ごろ見られたと言うのは、さる宮内庁関係者である。

「6月の愛知ご訪問です。両陛下は名古屋駅からお車で移動されましたが、沿道には来県を喜ぶ市民が鈴なりで、人波は全く途絶えずに歓声が上がっていました。それに応えて両陛下もお手振りをなさるので、車は道中、ずっと徐行せざるを得なかった。こうした光景をご覧になった皇后陛下が“私は国民に受け入れられている”と実感なさったのは想像に難くありません」

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