自民党・石崎徹代議士を元秘書がパワハラ告発! 「バカ」「死ね」暴言、運転中に暴行

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“バカ死ねお前”

「被害者となった秘書は、もともと少しのんびりしているところがありまして……」

 と先の後援会関係者が問題の暴行事件を語る。

「採用されて1年くらいでしょうか。石崎は日頃から目の敵にしていた。仕事上のミスをあげつらって“バカ”“死ね”の連続。私たちの前でもやりますから酷いと思っていましたが、実際は暴力まで振るっていたんです。この春には運転にケチをつけ、車の中で肩を何度も何度も殴ったとか。二の腕があざで真っ青になってしまったそうです。バレてしまうから顔をやらないところがいかにもずる賢いですよね。日頃の暴言に加えてのこの仕打ちに堪忍袋の緖が切れた秘書は、病院に行って診断書をもらい、6月頭に県警に被害届を出したんです」

 この秘書は捜査の妨げにならないようにその後も事務所に勤務していた。が、この7月には決定的な“事件”があったという。

「彼がファックスの送信ミスをしてしまった。それに石崎が激昂し、秘書の足を思いっきり蹴っ飛ばしたんです。秘書は事務所のドアにぶつかるほどよろめいたそうで、石崎にキレた。慌てた石崎は“金を払うから”と懐柔しようとしたそうですが、もう遅い。秘書は辞めてしまいました。この“爆弾”がいつ炸裂するか、と後援会では心配する声しきりです」(同)

 パワハラに厳しいご時世だ。今国会でも安倍首相は施政方針演説で対策を明言。5月には「パワハラ防止法」も成立した。石崎氏も賛成の起立をしているが、その本人が直後にパワハラで告発されるとは、とんだブラックジョークである。

(2)へつづく

週刊新潮 2019年7月25日号掲載

特集「参院選の折も折 自民党『魔の3回生』がまたやった! 暴行被害の秘書が警察に駆け込んだ『石崎徹』代議士の履歴書」より

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