元格闘家「須藤元気」が立民から参院選に出馬、自著で告白した“恥ずかし過ぎる過去”

政治 週刊新潮 2019年7月8日掲載

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 リングに入場するときは派手なパフォーマンス、そしてリング上ではトリッキーな動きで対戦相手を翻弄した元格闘家の須藤元気氏(41)。試合後に掲げていた、世界の国旗に“WE ARE ALL ONE”(すべてはひとつ)という文字の入った旗を、今度は政界で掲げるという。

 6月4日、国会内で会見し、立憲民主党から7月の参院選比例代表に出馬すると表明。スポーツ紙にこう語っている。

「格闘技を通じ、憎しみでは相手を倒せないことを知っている。不安と対立をあおる外交政策ではないものを実現するため、前向きに政治に取り組みたい」

 立民を選んだのは、

「格闘家時代のテーマ『WE ARE ALL ONE』と、立民が網領に掲げる『おたがいさまに支え合う社会』に重なる点が、同党を選んだ決め手」

 須藤氏は格闘家を引退後、拓殖大学レスリング部監督、タレント、映像監督、寿司職人と活動は多岐に渡る。

 彼は2011年に自らの半生を綴った「須藤元気のつくり方」(イースト・プレス)を出版している。実は、その中で、恥ずかし過ぎる過去を告白しているのだ。

〈正直言うと、僕はヘタレである。〉

 という書き出しで始まる本著によれば、

〈僕が初めて「格闘技」を意識したときのことを書こうと思う。それは小学校の低学年の頃だった。きっかけは、小山ゆう先生の傑作ボクシングマンガ『がんばれ元気』だ。僕の親父はこの作品を読んで、(中略)当時では珍しかった「元気」という名前を僕につけたのだという〉

 須藤氏の父親は割烹料理店を営む板前だったが、マンガの影響を受けてボクサーになるための練習を始める。

〈親にせがんで近所のボクシングジムにも遊びに行くようになった。僕はよく「世界最強の男になる」という言葉を口にしていたと両親から聞いたことがあったが、どうやらその頃のボクシング体験が大きく影響しているらしい〉

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