岡田有希子自死から33年、今も墓前にファンからの花束

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岡田有希子の父親のコメント

 令和の時代も続くファンの活動を、そして彼女の死を、今家族はどう受け止めているのか。名古屋にある岡田の生家を訪ねると、父親が、

「三十数年間、取材は一切受けていませんので……」

 と言うのみだった。

 先の福田氏によれば、

「命日が来ると、事務所前に置かれた花束を集めて愛知まで運んでくれるファンの方がいます。有希子の墓前に供えるのです」

 儚く短い生涯だったが、彼女はファンの心に永遠に残るアイドルとなった。

週刊新潮 2019年6月20日号掲載

ワイド特集「『令和』に踊る『昭和』の影法師」より

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