やらせ浮上「レンタル家族」社長を直撃!  NHK以外にも怪しい番組が…

エンタメ週刊新潮 2019年6月6日号掲載

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「レンタル家族」社長に恩を仇で返された「NHK」(2/2)

 客の依頼に応じ、家族や恋人を演じる代行スタッフを派遣する「ファミリーロマンス」は、国内外のメディアが注目する、いま話題の会社だ。ところが同社の元スタッフは、レンタル家族の利用者を追ったドキュメンタリー番組にて、サービスの依頼者を演じた、と証言する。つまり、番組は“やらせ”だったというのだ。

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 問題の番組は、NHKの海外向けサービス「NHKワールドJAPAN」で放送された「HAPPIER THAN REAL」。元代行スタッフの鈴木剛志さん(仮名)によれば、同社の石井裕一社長(38)が依頼者のフリをしてNHKと打ち合わせしたという。制作サイドは騙されてしまった格好だ。

「もう一件、私が関わった撮影で首を傾げざるをえない番組があるんです。それは、昨年8月にフジテレビ系列で放送された『訳あり人の駆け込み寺』。私は出演していませんけれど、NHKのときとは別の家族のはずなのに、使われているのは私の自宅。NHKと同じ家なのです。石井社長から“自宅を貸してほしい”と相談されて貸しました」(鈴木さん)

 制作は関西テレビ。サービスを利用する依頼者については、

「モザイクがかかっていましたね。こちらも代行スタッフだったと思います。証拠はありませんが、そもそも、撮影の数日前、関西テレビのスタッフが私の家にロケハンに来たときに立ち会ったのは“依頼者”ではなく、私なのですから」

 細かい話ではある。しかし、少なくとも自宅は“仕込み”だったわけだ。

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