羽生結弦が心酔した「オカルト整体師」追放の舞台裏

スポーツ週刊新潮 2019年5月2・9日号掲載

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心当たりに“チャクラの仙人”

 栄枯盛衰、盛者必衰とはいえ、平昌五輪からわずか1年で追われる側から追う側へ。実際、公表されているわけではないが、ライバルの後塵を拝する恰好となった“原因”について、日本スケート連盟の関係者がその心当たりを打ち明ける。

「コーチのブライアン・オーサーと共に、いつも羽生に寄り添っていたあの人が、ぱったり姿を見せなくなっているのです」

「あの人」とは、菊地晃氏(63)のこと。仙台市内で「寺岡接骨院きくち」を営む一方、15年に亘って、羽生を見守ってきた整体師である。白髪頭で柔和な表情の老人が羽生に“気”のようなものを送るシーンを、何とはなしに目にした方もすくなくなかろう。あるいは、2014年のGPシリーズ中国杯における「6分間練習」で羽生が衝突・流血した際にも、頭に大きな包帯を巻く羽生を支える姿が大きく報じられている。単なる整体師を超え、精神的な突っかえ棒であることを物語る場面だった。

「羽生が首にさげているペンダントがありますよね。あれは、菊地さんが贈ったものです」(同)

 事実、「女性自身」19年3月26日号に、菊地氏自身が、

「あのペンダントのマークは、私が経営している接骨院のシンボルとして作ったものです。タイの寺院で思い浮かんだデザインに、私が好きな言葉『希望、維持、破壊、慈愛』の頭文字、〈K・I・H・J〉を配しました」

 と、スピリチュアルな体験を語っている。

「彼は整体師であり柔道整復師なんですが、一方で、オカルト方面にも詳しい。独自に開発した『奥義』のようなものがあり、身体の一部を軽く押して瞑想することで、そのバランスを整えていく。スケート連盟のメンバーだけでなく、羽生ファンの間でも有名で、“チャクラの仙人”などと呼ばれていました」(前出・スケート連盟関係者)

 チャクラとは、サンスクリット語で円や輪を意味し、ヨガでは人体の生命エネルギーの中枢を指すとされる。

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