加藤紗里の新恋人が今度は窃盗被害! 犯人は元「有吉ゼミ」スタッフ
カネはどうした
バーに着いたが小出の姿は見当らなかった。TOMOROが、その時の状況を続けて話す。
「店員に小出の居場所を聞くと、“さっきまでいましたが”と。バーが入っているビルを探し回ると、ヤツは観念したように姿を現しました。“カネはどうした”と聞くと、要領を得ない。店員が俺のセカンドバッグを見つけてくれたが、中身がない。結局、ビルの屋上の床に現金がポンと置かれていました。風が吹いていたら危なかったですよ」
確認すると、10万円足りなかった。
「ヤツを問い詰めると、“先輩に指示された”と言うので、“じゃあ、その先輩を呼べよ”と返したら、ようやく罪を認めたのです。そのバーで6万円使っていたが、残り4万円がどうなったのかはわかりません」
小出がバーを経営しているというのは大嘘で、多くの金銭トラブルを抱えていることが判明した。
「ヤツに、“使った10万円を返さなかったら、防犯カメラの映像と一緒に窃盗と無銭飲食で麻布警察署に突き出すぞ”と言ったら、全額返済したので被害届は出していません。盗難事件の被害者に話を聞きたいと言って、自分が窃盗するなんて頭がおかしいんじゃないでしょうか」
小出本人にコトの真偽を問い質すと、
「バーの支払いをどうするかで頭が一杯でした。そんな時、TOMOROさんが寝始めて、目の前にセカンドバッグがあったので……。TOMOROさんにも話していませんが、テレビ局にも借金の取り立てが来て、実は2年前に制作会社をクビになっているのです。本当に申し訳ないことをしたと反省しています」
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