マクドナルドとサブウェイ、明暗はポテトの細さ!? ファストフードの脂質を比較

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各店の見解は

 ちなみにミスタードーナツでも、ドーナツを2個以上食べたりすると、脂質が40グラムを超えるケースがある。例えば、定番ドーナツのポン・デ・ストロベリーは1個129円。おやつだとしても、これを一つしか頼まない人はあまりいないだろう。

 以上、脂質過多の外食メニューをチェックしてきたが、前回と今回で取り上げたチェーン店の見解を紹介すると、

「消費者の健康はもちろん、味わいなどさまざまな観点からメニュー開発を行っています」(ジョイフル広報室)

「これからも、栄養バランスの良い食生活で健康的な毎日をサポートできるよう、お客様のお役にたてる情報提供に努めてまいります」(日本マクドナルド広報部)

 料理家で管理栄養士、フードビジネスコーディネーターとしても活動する小山浩子氏が総括する。

「外食チェーンは、安価な食材を使っていることも多く、コスト面から手間をかけられない。そのため、脂質が高くなるのは当然と言えます。例えば、鶏の皮を取るだけでかなり脂質を減らせますが、コストパフォーマンスを考えると、その手間はかけられない。バイトの大学生でも『調理人』の役割を担うのが外食チェーンなんです」

週刊新潮 2019年4月4日号初出/2019年5月5日掲載

特集「『脳梗塞』『心筋梗塞』の元凶という『脂質』を比較検証 食べてはいけない『外食チェーン』第4弾」より

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