「令和」改元めぐるマネー事情 過熱する商戦、“ドメイン”“歓楽街”“駆け込み婚”

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駆け込み婚と初日婚

【駆け込み】には難儀を避けるという意味があるが婚礼の吉凶は? 「平成かけこみプラン」を用意した当の横浜ベイホテル東急に聞くと、

「平成元年に開通した横浜ベイブリッジのクルージングなど、様々な特典をご用意しました。2月18日時点で33件の成約を頂いております。そのうち半数程度は平成生まれの方で、ご自身が生まれてご活躍された元号のうちに結婚式を、とお考えになる方もおられるようです」

「HEISEI~30~」なるプランを展開するホテルニューオータニ大阪も、

「新元号が発表される前日に挙式、発表当日に入籍をされた新郎新婦の方がおられました。普段プラン名でお問い合わせを頂くことは稀なのですが、これは“平成駆け込み婚のプランで……”と指定でお問い合わせ頂くことが多く、注目度の高さを感じております」

 来月以降は各所で「新元号プラン」が登場。中でも5月1日は大安・吉日だから、「令和初日婚」でバブル?

「5月1日のご予約は現時点でありません。とても長い連休で旅行される方も少なくなく、親族にご高齢の方が多いと即位の日に式へ招待するのは気が引けるとお考えになり、むしろ避ける方もおられます」(同)

週刊新潮 2019年4月11日号掲載

特集「『新元号』報じられない20の謎」より

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