【平成最凶の事件簿3】殺人鬼「松永太」が命じた家族同士の殺し合い

社会2019年4月4日掲載

  • 共有
  • ブックマーク

 殺害後、犯人にとって厄介なのは遺体の存在だが、その究極は遺体そのものを「隠滅する」というケース。つまり「遺体なき殺人」である。平成14年、サッカー・ワールドカップ日韓大会が開催され、北朝鮮から拉致被害者5人が帰国したその年、発覚したのが、「北九州・連続監禁殺人事件」だった。成人男性3人、女性2人、そして10歳女児と5歳男児の計7名の人間が、骨片のひとつも残さず消えていた。

 この事件では松永太とその妻・緒方純子(ともに当時40歳)が逮捕されているが、信じがたいことに殺されていったのは、最初の1人を除き、6人は緒方の肉親と義弟であった。...

記事全文を読む