認知症1千万人時代、効果期待の“アルツハイマー予防薬”は何歳から投与?

ライフ週刊新潮 2019年2月28日号掲載

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アルツハイマー予防に劇的効果の既存薬――富山貴美(2/2)

 ハンセン病患者に使われていた「リファンピシン」という薬の意外な効果を、大阪市立大学の富山貴美研究教授が発表したのは1994年のことだった。アルツハイマー病の原因となるタンパク質である「アミロイドβ(ベータ)」の凝集を防ぎ、またその他の原因タンパク質の集合体(オリゴマー)の形成も抑えることができるというのだ(詳しい発症メカニズムは前回参照)。この発見は今、「予防薬」としての実用化に向けて動き出している。

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