“小室さんのお母様はいまどこ?” 美智子さまを苛立たせる「婚約問題」三つの点

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本来であれば2月中に…

 さる宮内庁関係者が言う。

「この問題はもはや、平成のうちに解決をみないことが決定的です。それは宮内庁や皇室が思い描いていたプロセスから大きく外れ、文字通り“計算違い”の様相を呈しているのです」

 というのも、

「昨年2月6日、宮家の事務を統括する宮務主管が、眞子さまと小室さんとの結婚に関する一連の行事を『2年後に延期』すると発表しました。その前の年の暮れから、小室さんの母の佳代さんが、かつての婚約者との間に400万円を超す金銭トラブルを抱えていることが報じられ、これが“延期”の大きな要因となったわけです。が、宮内庁ではそもそも、この件については“無期限延期やむなし”という共通認識があり、その方針を固めていました。すなわち凍結したまま“自然消滅”となる流れを見込んでいたわけですが、いざ発表の段になって『2年後』との表現が用いられたのです」(同)

 それは世間に及ぼす影響、さらに他ならぬ眞子さまのお気持ちも斟酌した上での苦渋の“言い換え”だったといい、こうした宮内庁の「真の方針」を裏付けるかのように、皇后さまもかねて周囲にこう話されていたのだった。

〈本来であればこの件は、2月中に解決していなければならないはずです〉

 それは取りも直さず、2月24日に国立劇場で催された政府主催の「御在位三十年記念式典」を指していた。皇后さまが、初孫である眞子さまの身をことのほか案じられ、問題解決へと心を砕いてこられた経緯はこれまで報じられており、

「新時代を迎えるにあたり、祝賀ムードに水を差してはならない、何とか平成のうちに解決を、という強いご意向が拝察されたのですが、残念ながら、ことは決して望まれた通りには進んでいません」(同)

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