「圭さん」試験合格でも状況変わらず 露わになった「秋篠宮殿下」と「眞子さま」の断絶

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小室圭さんの「NY州弁護士」挑戦前倒し作戦(2/2)

 一部で報じられた小室圭さん(27)の“司法試験前倒し”。現在、小室さんが留学しているのは、フォーダム大学ロースクールのLLM(Master of Laws)コースだ。9カ月でカリキュラムが終了するLLMだけでは受験できないのでは、なんて指摘もあるが、そこは返済不要の奨学金を受ける「特別扱い」で同大に受け入れられた小室さんである。司法試験の前倒しもありえない話ではないのだ。

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 NYの法曹関係者向けの雑誌によれば、フォーダム大卒業生の2018年7月期の司法試験合格率は89・1%。しかし、

「この数字は、NY州の司法試験が簡単だということを意味しているのではありません。一流大学で相当な量の勉強をしてきた人であれば、ある程度、確実にクリアできる、というだけの話。日本からきたLLMの留学生に限定すれば、受かる人は半分くらいでしょう」(NY州で弁護士資格を持つ日本人)

 もっとも、小室さんが試験に合格すれば、眞子さまとの「結婚問題」を巡る状況が改善するのかといえば、決してそんなことはない。

 皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。

「試験に合格したとしても経済的な問題を解決したことにはなりません。合格した上で働き、継続的に生活の糧を得られるようになって初めて経済的な問題を解決できたことになるのです。小室さんのお母さんと元婚約者の問題も解決しておらず、眞子さまとの結婚が厳しい状況にあることには何ら変化はないのです」

 ただし、小室さんだけではなく、眞子さまもまた結婚を諦めていない、とされており、問題をより複雑なものにしている。先の宮内庁関係者によると、

「陛下のご在位30年を祝う式典の翌日に行われた茶会の最後、皇族が一列になる場面では、秋篠宮さまと眞子さまが目を合わせることはありませんでした」

 先の神田氏の話。

「新天皇が即位し、秋篠宮さまが皇嗣となることは大変喜ばしいことなのに、小室さんの問題が解決されていないと、お祝いムードも盛り上がらないのではないでしょうか。また、この問題を抱え続けたままだと、将来的に天皇になられる悠仁さまの教育上もよくありません」

 騒動が長引けば、皇室の未来にも暗い影を落としかねないのである。

週刊新潮 2019年3月7日号掲載

特集「『ご在位30年』式典でも両陛下の顔を曇らせる『小室圭さん』の『NY州弁護士』挑戦前倒し作戦」より

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