慰安婦20万人が強制連行!? 過激さ増す韓国の「歴史ファンタジー」 困った隣人の対処法

国際 韓国・北朝鮮 週刊新潮 2019年2月21日号掲載

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 徴用工問題にレーダー照射事件……日韓対立が深まる中、今度は韓国の文喜相(ムンヒサン)国会議長(73)が、天皇陛下に慰安婦への直接謝罪を要求した。2012年には当時の李明博(イミョンバク)大統領による「天皇土下座要求発言」がきっかけで「嫌韓ブーム」が巻き起こったが、今回の文議長の発言は同じような事態を招くのか――。

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 そもそも、文議長が天皇陛下に謝罪させて片をつけようという慰安婦問題は、15年に朴槿恵(パククネ)前大統領との間で日韓合意を結び、「最終的かつ不可逆的」に解決したはずだった。

 ところが、文在寅政権が誕生すると、国と国との約束を反故にし、あらためて蒸し返してきたのはご承知の通り。

「韓国人の日本人に対する“恨(ハン)”は、400年前の豊臣秀吉の朝鮮出兵まで遡るのに、わずか4年前の日韓合意は忘れ去っているのです」

 とは、『悪韓論』の著者で、元時事通信ソウル特派員の室谷克実氏である。

「本来であれば、日韓基本条約とともに結ばれた請求権協定でケリがついているにもかかわらず、日韓合意に基づき、『和解・癒し財団』が設立されると、日本政府は10億円を拠出しました。そこから、元慰安婦や遺族はすでに4億円以上を受け取っています。ところが、文政権は一方的に日韓合意を反故にした。これはもう、国家的なネコババというほかありません」

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