アイス屋さんになった「松本薫」さん、野獣は封印 「相手はお客様なので」
「相手はお客様なので」
アイスクリーム宣言も意外ではなかったという。
「パティシエと言っていたし、父親は元ラーメンチェーンの勤務で、旦那さんは板前ですから。それに、試合になると顔が変わりましたが、普段は野獣のようではなかったので」(同)
さて、件のアイスクリーム店「ダシーズ」の眞山香織代表によれば、
「松本さんは昨年末、ベネシードから様々な業務を提示されて、新規事業のアイスクリームを選び、店頭販売、開発、事務作業のすべてに携わります。会議でも、インスタ映えさせるために“お菓子の家を作ろう”など、ポンポンと意見を出してくれます。オフィスでも常に笑顔で、野獣という感じではないですね」
野獣死せり、か。松本さん本人に聞くと、
「小さいころかき氷しか食べたことがなく、小学生のころ“スーパーカップ”のバニラを食べたとき、この世にこんなに美味しいものがあるのかと驚きました」
しかし、現役時代は、
「ただひたすら、食べることを我慢していました」
とのこと。で、アイスクリーム作りでは、もう野獣性は発揮しないのか。
「これから相手はお客様になりますので、一つでも多くの笑顔が見られるように努めてまいります」
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