求心力も懐も寒々しい小池都知事 初の政治資金パーティー開催

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持続不可能?

 そんな策に出ても当選の保証はないところに、「小池百合子と『東京の持続可能な成長を進める』昼食勉強会」の案内が、各所に届けられている。2月19日12時から、新宿のホテルの1500人収容の部屋で開催され、会費は2万円也。

「医師会、トラック協会などの団体に案内が来ていると聞きますが、都民ファーストの都議でも開催を知らない人がいる」(先の記者)

 また、先の都政関係者は、

「主催者は小池さんが代表を務める百成会。彼女の衆院時代、政治資金パーティーを行った資金管理団体、フォーラム・ユーリカの後継組織だと思われ、この時期に“勉強会”を行うのは、選挙資金目的と思われても仕方ない。私が知るかぎり、都知事就任後、初めての開催のはずです」

 だが、政治アナリストの伊藤惇夫氏が言う。

「小池知事の存在感が急速に薄まった中、政治資金パーティーにどの程度人が集まり、国会議員は誰が来るのかが注目されます。それによって小池さんと自民党との関係が見え、すなわち都知事選が見える。しかし、自民党の人と話しても小池さんは“終わった人”。二階さん以外の幹部が来る可能性も低いでしょう」

 小池都知事の“持続不可能”を確認する会になりそうだというのである。

週刊新潮 2019年2月21日号掲載

ワイド特集「女心と冬の風」より

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