「東京五輪」チケットはどれが買い? 2500円から13万円、タダ観戦も…

スポーツ 週刊新潮 2019年2月14日号掲載

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高配当か堅実か

「組手と形があり、特に形は、喜友名(きゆな)諒(28)と清水希容(きよう)(25)の金が確実。組手と違って独りで演武するだけなので、不確定要素がほとんどない。心配は、直前の怪我や病気だけですね」

 清水の美貌をめでるなら決勝A席1万2800円。一方、見づらそうだがD席5500円は、ほぼ確実に君が代が聴けるお得な“音楽鑑賞券”である。ただ、

「試合は、素人が観ても、ちっとも面白くないです」

 日本人の活躍といえば、バドミントンも外せない。

「世界王者の桃田賢斗(24)をはじめとして、男女シングルス・ダブルス、どれも表彰台、しかもその頂点が狙える。男女ともシングルスで金なら日本人初です」

 決勝D席は8千円。これで“日本人初”が拝めたら相当お値打ちだろう。

 張本智和(15)や伊藤美誠(みま)(18)が活躍する卓球も忘れてはいけない。こちらも男女シングルスとも金なら日本人初の快挙になる。が、

「決勝で中国人対決を観させられる恐れもあります」

 当たれば“高配当”の決勝B席1万7500円か、それとも手堅く準決勝/3位決定戦のA席1万4500円か。馬券を買うときのような選択を迫られる。

 ラケット競技といえばテニスにも人気が集まりそうだ。錦織圭(29)もいるが、全米・全豪を制した大坂なおみ(21)はもはや優勝大本命と言っても過言ではない。決勝はA席5万4千円と値が張るものの、

「これはある意味、激安ですよ。四大大会決勝の良席は10万円は下らない。というか、実勢価格は100万円を超えることもあり、そもそも入手自体が困難です」

 テニス会場は、最安D席(決勝1万円)でも観戦に耐えうる構造だ。予算と相談して決めるといいだろう。

 ここで息抜きに“デートに最適なチケット”を紹介。

「国内初の人工コースを葛西臨海公園近くに建設中のカヌースラロームは、遊園地のアトラクションを観るかのような楽しさ。ついでに、近くにある観覧車や水族館を楽しんだり、ビーチを散策したりしてもいい」

 予選なら3千円から購入可能である。

 本題に戻ろう。実は、日本人の活躍を期待するなら、注意してほしい競技もある。

「例えば体操男子。内村航平(30)は個人総合連覇中で、団体総合も過去4大会で金銀銀金。皆さん、東京五輪でも金が当然と思われていますが、実は個人も団体も金は非常に厳しい情勢です」

 決勝の料金は、7万2千円~1万1800円と高めの設定になっている。

「運よく銀や銅が獲れても、きっと場内はどんよりした雰囲気に包まれる。大枚叩いて残念な気分を味わうというのは嫌ですよね」

 どうやらハイリスク・ローリターンらしい。

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