由美かおる、37年ぶり新アルバム発売を語る 「音楽への情熱が再燃」

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「水戸黄門」でこの人の入浴シーンになると、瞬間視聴率がグンと跳ね上がった。女忍者“かげろうお銀”こと由美かおる(68)――。

 番組卒業からはや8年、最近は姿を見かけぬと思っていたが、1月22日、37年ぶりのニューアルバム「Jewel Box」(NISHINO RECORDS)の3月リリースを発表。まだまだ健在、今度は甘い美声で大人の魅力を聴かせてくれるそう。

〈クチビル はぁ~刺激的に色づくわ〉

 そんな艶(つや)やかな歌詞をリズミカルに歌う「スパドゥパランデブー」始め新曲4曲、それにセルフカバー2曲を、1960~70年代のテイストを込め情感たっぷりに仕上げたアルバムだ。

 収録曲の中には、自ら弾くアコーディオンの演奏も。

「数年前から、音楽への情熱が再燃してきたんです」

 とは、由美さんご本人。

「66年、『11PM』でデビューした頃、仕事は歌とダンスが中心でした。その後、音楽からは遠ざかっていましたが、私の中では原点としてありました。再び目覚めたきっかけは、子供の頃に習っていたアコーディオン。急にまた始めてみたくなり、いつかCDを出したいとスタッフに夢を話したら、“いっそ新曲アルバムを”となったんです」

 今回のアルバム、もう一つ大きな“売り”がある。2枚のジャケット写真だ。ソファの上でピンクドレスのスリットから美脚を露わにした一枚と、バスタブ入浴中のシルエットという“サービスショット”。

「前の一枚は“アースポーズ”って呼んでます。昭和46年頃に流行った私のアース製薬のホーロー看板、あのポーズを再現してみたんです。世間では私といえば、“お風呂”と“アース渦巻”のイメージでしょう。37年ぶりのリリースですもん、みんなを驚かせてやろうとリクエストにお応えしてみました」

 デビューから53年たっても、B86W58H86の変わらぬプロポーションは、さすが!

 最後に今後の抱負を一言。

「もちろん紅白出場」――。

週刊新潮 2019年2月7日号掲載

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