「イ・ボミ」「新垣比菜」人気のウラで… 女子ゴルフ会長がテレビ局と対立、放映権めぐり

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「イ・ボミ」「新垣比菜」らの人気に支えられ、女子ゴルフは、テレビ視聴率も絶好調。そのタイミングで、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)の小林浩美会長(56)は、来シーズンからの放映権一括管理を決めた。要は、テレビよりネットと“握りたい”のである。

 宮里藍の引退はあったものの、セクシークイーンのイ・ボミ、ルックスと実力を兼ね備えた新垣比菜ら「黄金世代」の台頭で、女子ゴルフ界の人気は急上昇中。

 スポーツ紙のゴルフ担当記者によれば、

「昨年、日曜日に放送された女子プロの平均視聴率は、38大会中、関東地区で17大会、関西地区では18大会で、合格ラインとされる5%を超えました。一方、男子プロで5%を超えたのは、関東地区で3大会、関西地区では5大会しかなかった。断然、女子プロの方が人気があるのです」

 その勢いのまま、小林会長は放映権の一括管理に乗り出したというわけなのだ。

「日本のプロゴルフは放映権の仕組みが独特です。例えば、Jリーグは日本サッカー協会、プロ野球は各球団が放映権を持っている。テレビ局はそれらに放映権料を支払って中継を行ってきました。でも、ゴルフの場合、大会主催者に放映権は帰属するとされた。草創期、テレビ局にスポンサーを要請してきたので、いまでも多くの大会の主催者に局が名を連ねています。結果、放映権料がLPGAに入らない仕組みになっているのです」(同)

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