「ローラ」が辺野古反対のシンボルに 期待を寄せる野党議員と“破壊活動家”

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 辺野古反対運動が過激さを増している。工事用重機の破壊まで行われる有り様なのだ。現在、反対派のシンボル的な存在となっているのが、ローラ(28)である。もともとはおバカキャラだったのに、その発言力には野党の国会議員も期待を寄せるほどだという。

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〈美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの〉

 ローラがインスタグラムに、この書き込みをしたのは昨年12月18日のこと。

 辺野古の埋め立て工事を、2月24日の県民投票までストップさせようと、ホワイトハウスのサイトに署名を送ることを呼びかけたのだ。

 530万人のフォロワーを抱えるローラの影響力は絶大だった。

「ローラの書き込みのすぐ後、埋め立ての土砂を搬入する桟橋前に100人以上が集まり、抗議活動が行われました。早速、ローラの似顔絵が描かれたウチワを振りながら、“ローラさんも熱烈な支援者です”“みんなも反対しましょう”などと声を張り上げる反対派のメンバーが現れたのです」

 と解説するのは、沖縄在住のジャーナリスト。

「さらに、12月31日から1月3日にかけ、宜野湾市役所前で県民投票に不参加を表明した市長に抗議する72時間のハンガーストライキが行われました。10人くらいの反対派のメンバーがいたのですが、ローラの写真とともに、“県民投票に参加したいです”と書かれたプラカードを掲げていました」

 また、1月8日に所ジョージが辺野古で、基地問題について三線で弾き語りをする動画をユーチューブにアップした。すると、「ローラさんも応援 所さんも応援」と書かれた看板を前後に付けたサンドイッチマン状態の反対派が、「有名人もみんな、私たちを応援しています」と演説を始めたりしたという。

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