「ローラ」が辺野古反対のシンボルに 期待を寄せる野党議員と“破壊活動家”

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破壊被害

 どうやら、ローラが欠かせない存在になっている辺野古反対運動だが、その一方で、犯罪行為が横行しているのである。

 沖縄県警の関係者が明かす。

「土砂搬入の桟橋近くに護岸工事のための重機が置いてあったのですが、何者かにエンジンをかける鍵穴に接着剤を流し込まれたり、燃料タンクに砂糖が入れられたりしました。それだけではありません。埋め立て予定地の周囲に赤土が漏れ出さないようにする汚濁防止フェンスが設置されています。それが、何度も切断される被害にも遭っているのです」

 辺野古反対運動には、破壊活動家も混じっているということか。ところが、その活動をバックアップするため、16日には野党が大挙して沖縄に押しかけた。

 そのなかで、ローラの書き込みに賛意を示すツイートもしている立憲民主党の川内博史代議士に聞くと、

「ローラさんの発言は極々自然なこと。それなのに、攻撃されているという話を聞き、“もっと話し合いましょうよ”という気持ちでツイートしました。反対派が犯罪行為? 私は確認できてませんが、反対派がそこまでせざるを得ない状況にした国に責任がある。国が違法に土砂の投入を始めたことが端緒ですから」

 ローラの秘め事初めは、犯罪的な破壊活動に力を与えてしまったのだ。

週刊新潮 2019年1月24日号掲載

ワイド特集「女たちの秘め事初め」より

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