「福田淳一」前財務次官を救った「弁護士資格認定制度」
芸は身を助く、というが、この人物もまた然り。昨年、〈おっぱい触っていい?〉〈手、縛っていい?〉で全国に顔と名前が知れ渡った財務省の福田淳一前事務次官(59)。昔とった杵柄で、弁護士への転身間違いナシと目されている。
速報「双子の娘さんの食事を作り奥様を支えた」 火災で亡くなった猪口邦子議員の夫・孝さんの心優しき素顔 「仲むつまじい夫婦として有名」
速報秋篠宮さまが吐露された「衝撃のフレーズ」 「“いじめの主体は国民”という趣旨のご発言は悪手」
速報「もはや完全な自白」 斎藤知事と弁護士が掘った墓穴…識者が徹底批判 「恩人の折田社長に責任を負わせようとしている」
あれだけ破廉恥な言葉を並べたてて馘になったのに、弁護士になんてなれるのか。実は、なれる。「弁護士資格認定制度」というカラクリである。法務省関係者に話を聞くと、
「過去に司法試験を通っていることが前提です。判事や国会議員、大学の法律学の教授などに5年以上。法律関係事務を処理する職務は7年以上従事していれば、申請できます。勤務経験の要件次第で、弁護士資格が認定されます」
とのこと。本来なら司法修習を約1年間みっちり行うところを、
「認定制度では、申請後に日本弁護士連合会による研修を約2カ月受講し、法務大臣の認定が出ると最短約6カ月で弁護士資格が得られます。認定後に弁護士会への登録を済ませれば、弁護士として活動できるのです」
ここで、官報に小さく載った〈弁護士資格認定の公告〉を紹介しよう。
〈弁護士法(昭和24年法律第205号)第5条の規定により、次の者に対し、弁護士となる資格に関する認定をしたので、(中略)公告する 平成30年12月21日 法務大臣 山下 貴司〉
次いで、検事や大学教授のOBとともに福田淳一の名が記されているのだ。
[1/2ページ]