マッチョの格闘家から始まった「藤原紀香」男遍歴の終焉

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 作詞家の阿久悠は山口百恵をして「時代と寝た女」と評したものだ。だとすれば藤原紀香(47)は「平成と寝た女」と呼べるのだろうか。平成の始まりに芸能界に降臨し、幾多の艶聞を振りまいて、御世が代わる前に梨園の妻に収まる。その男遍歴は見事と言うしかあるまい。

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 振り返れば、藤原紀香が最初に「彼氏」とのデートを撮られたのは、CMクイーンの絶頂期にあった1998年(平成10年)11月のこと。お相手はシューティングという格闘技の佐藤ルミナ選手だ。

「二人が知り合ったのは、藤原が格闘技番組のキャスターとして選手に取材をするようになってからです。佐藤選手とはメールアドレスを交換してから、すぐに恋仲になった。それまでは、故アンディ・フグや佐竹雅昭などと噂になったことはありますが、お泊りデートは佐藤選手が初めてのはずです」(芸能記者)

 当時、FOCUSに撮られたデートの様子(掲載写真)からは、恋人が出来た藤原の嬉しさと初々しさが伝わってくる。どんな付き合いだったのか、改めて佐藤選手に聞いてみると、

「紀香さんに聞いてくださいよ。僕も家庭がありますし……」

 だが、彼女にとって佐藤選手との恋は、これから始まる物語の序章のようなものだった。

 佐藤選手と別れると、早くも翌年には俳優の加藤雅也との交際が発覚、次はヴォーカリストのTAKE。そして、ご存じのとおり、お笑い芸人の陣内智則との“格差婚”は2年もたたずに破綻する。その後も、外資系金融マンとゴールイン手前まで行ったが、結局、彼女が選んだのは、片岡愛之助だった。

 ここまで彼女を通り過ぎた男は、少なくとも5人。心配なのは、愛之助が“最後の男”になるかどうか、である。

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