朝礼から職員が逃げ出して… 苛烈を極める「紀子さま」の朝令暮改

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細部がころころ変わるので

 ご家族に皇位継承権者をお二方抱えられる重圧たるや、想像に余りある。そんな状況下、あるいは完璧を期さねばとの気負いや責任感がもたらす「ご指導」なのかもしれない。が、それらを勘案してもなお、紀子妃の朝礼は苛烈を極めるようで、最近では宮邸の職員のみならず、宮内庁幹部までが出席しているという。

「宮家の皇族方に関する事務の統括責任者である宮務主管と、その部下である宮務課長が、千代田の庁舎へ出勤前、赤坂の秋篠宮邸での朝礼に立ち寄っているのです。あまりに人手不足かつ仕事内容が多岐にわたるゆえ、通常の態勢では立ち行かずにこうした措置が取られているのでしょうが、宮務主管とは本来、幅広く宮家全般のお世話に目を配らねばならない立場。いかに秋篠宮家が筆頭宮家であるとはいえ、行き過ぎた偏重は、業務の整合性の観点からも決して好ましいことではありません」(侍従職関係者)

 加地隆治・宮務主管にこうした点を尋ねると、

「報道室を通して下さい」

 と言うのみ。

 ハードワークを増幅させるかのような紀子妃の仮借ないご指導。その上でさらに職員に降りかかるのは、

「日常の仕事で、目まぐるしく方針が変わるのです」

 とは、先の事情通。

「妃殿下は、ご公務のスケジュールを細部にわたりギリギリまで検討なさいます。宿泊を伴う地方へのお出ましなど、通常では3カ月前に全行程が決まっていないと動線も決められません。毎年ご出席されているご公務については、その機会に合わせて現地で関係者に会われ、また施設を訪ねられるお仕事もある。妃殿下は『昨年はこちらに寄りましたが、今回はこの方に会わないと……』などと、ご訪問の内容や順番を熟慮なさるのですが、その内容が直前になってころころと変わる。そのたび宮邸の職員は、関係先との連絡など調整にてんてこ舞い。徹夜作業も珍しくありません」

 そもそも、

「御所や東宮では、オモテ(事務方)やオク(ご身辺のお世話)といった職務分担が明確にありますが、秋篠宮邸にそんな余裕はない。日によって職員の持ち場が変わり、妃殿下から『それはいいから、こちらをやって』と急かされるのです」(同)

 こうした「朝令暮改」もまた、完璧さを追求なさるゆえであろうが、前述のように現在、正規の職員では定員枠が埋まらず、

「荷物整理など雑用のために民間から短期で臨時採用され、春先に契約期間が終わったのち、呼び戻されて正規職員へと昇格した女性もいます。ですが、休みの日に宮邸から電話一本で呼び出されることもしばしばです」(同)

 次代に向けられた紀子妃のお気持ちは、いささか空回り気味と拝察されるのだ。

週刊新潮 2019年1月3・10日号掲載

特集「天皇陛下がご憂慮! 緊迫する『秋篠宮家』への諫言 朝礼から職員が逃げ出して『紀子さま』朝令暮改の度が過ぎます!」より

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