原宿「竹下通り」暴走男が見せていた奇行 自宅から爆発音、小学生に“マシンガン”

社会週刊新潮 2019年1月17日号掲載

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 原宿・竹下通りで起きた暴走事件。新年早々の凶行によって、意識不明の重体1人を含む、8人が重軽傷を負っている。容疑者である日下部和博(21)については、かねてよりその奇行が取り沙汰されていたという。

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「日中が多かったですが、いきなり、パーンって爆発音が一発だけ聞こえてくる。それが爆竹かなにかの音だったのか、よく分かりませんが」

 こう証言するのは、大阪府寝屋川市にある日下部容疑者宅の近隣住人である。寝屋川の隣にある枚方市の公立小、中学を経て府立高校に進んだ日下部容疑者は、ここ一年ほど、この地で祖母と二人暮らしをしていた。

「大学受験に失敗して、東京にある予備校のような学校に進んだと聞いています。そこは大学への3年次編入を目指す学校だったのですが、彼はうまく編入できずにその学校を辞め、こっちに戻ってきてお祖母ちゃんの家で暮らすようになったそうです」(知人)

 当初は初詣客をターゲットにしようとしていた日下部容疑者は、レンタカー店で借りた軽乗用車で31日朝に寝屋川を発ち、東名高速に乗って明治神宮へと向かった。供述では、手製の“火炎放射器”を用いて「人を燃やそうとした」というが、その試みは成功せず、竹下通りでの“暴走テロ”へ計画は変更となった。

 祖母の家で周囲にトラブルをまき散らしていた日下部容疑者は、枚方市の実家でも騒ぎを起こし、時にその近所の子供もターゲットにしていたという。

「あの家の前は小学校の通学路になっており、ある時、小学生たちが日下部に窓からマシンガンのようなものを向けられたことがあった。当然、みんな走って逃げたといいます」(社会部デスク)

 これ以外にも奇行を見せていた日下部容疑者について、精神障害者の移送サービスを手掛けるトキワ精神保健事務所の押川剛氏は、

「明らかに何かしらの治療が必要であると感じます。その症状は、患者を強制的に入院させる措置入院が必要なレベルに達していたかもしれません」

 と分析する。

 異様な素行が目撃されながらも、未然に防ぐことができなかった凶行――。1月9日発売の週刊新潮では、日下部容疑者の来歴と共に、事件を詳しく報じている。