吉澤ひとみ保釈が「藤井聡太ポスター」を宣伝!? 署が将棋連盟に謝罪

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原宿署が謝罪?

 ポスターには、原宿署と原宿防犯協会、そして日本将棋連盟の3団体の名。先の警視庁詰め記者によれば、

「藤井七段に対する企業や自治体からのCMオファーを、将棋連盟はほとんど断っているんだそうです。それでもポスターに協力したのは、連盟が入る将棋会館が原宿署管内だから。近所のよしみのようですね」

 こんな経緯があるので、

「将棋連盟としては、あれだけアピールされてしまうとオファーを断った他社への申し訳が立たず、腹を立てた。それで原宿署の署長が謝りに行ったなんて話も流れたんですよ」

 吉澤ひとみの保釈から将棋連盟vs警察の対立構図が生まれるとは……。将棋連盟に確認してみると、

「長いお付き合いでもありますから、藤井の起用の許可が下りたという経緯はあります。ポスターは約1300枚作製され、2年ほど前から原宿署管内に貼られています。しかし今回、映ったことでクレームなどはありません」

 とのことなので、立腹した事実はない。

「でも実は、報道のあと、原宿署から課長クラスの方が2名か3名でいらっしゃいました。映像にポスターが映り込んでしまったことをお詫びいただいたのですが、こちらはそれで初めて事実を知った次第でして」

 あらら。原宿署がネットの声に過剰反応しただけだったのだ。そうなると、まさに機を見るに敏で、生中継と見るやポスターを貼った原宿署員の判断は、称賛に値する。表彰されることはないだろうけど。

週刊新潮 2018年12月20日号掲載

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