「遠藤憲一」のツッパリ時代、偏差値38の高校を1年途中で退学に母親は号泣

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あの有名野球選手が“後輩”

 遠藤憲一(57)がテレビで自身が通った高校を「偏差値38」と明かし、入試の数学問題を紹介したことが話題をよんでいる。

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 2017年の「CMキング」としても名を馳せた遠藤は1961年生まれ。日本の首相は池田勇人(1999~1965)であり、この年の1月には、ジョン・F・ケネディ(1917〜1953)が大統領に就任した。

 ソ連の最高指導者はニキータ・フルシチョフ(1894~1971)。8月にはベルリンの壁が建設され、翌年にはキューバ危機も発生。冷戦下の世界は核戦争の恐怖に直面していた。

 一方の日本は60年に「所得倍増計画」が策定。64年の東京五輪を控え、いよいよ高度成長が始まろうとしていた。

 こんな時代背景を持つ61年の4月以降、つまり遠藤にとっては同い年であり、なおかつ同学年であるという俳優を探してみると、高橋克実(57)、哀川翔(57)、中井貴一(57)といった顔ぶれをピックアップすることができる。

 3人の学歴を見てみると、高橋克実は新潟の県立高校、哀川翔は東京の専門学校、そして中井貴一は成蹊大学の経済学部を卒業している。

 ところが冒頭で触れたように、遠藤の高校は「偏差値38」であり、しかも高1の2学期に中退してしまったという。こんなエピソードが披露されたのは11月11日に放送された「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ系列:日曜・午前9時55分~11時25分)。遠藤がゲストとして番組に招かれたのだ。

 盛り上がったオンエアに、急いで記事を作成したのだろう。スポニチの電子版「スポニチアネックス」は、番組が終了してから約2時間半後の午後1時57分、「遠藤憲一 進路先に選んだ『偏差値38』の高校 衝撃の入試問題『これトンチ?って』」をアップした。

 小学生の頃から、じっとするのが苦手。勉強は死ぬほど嫌い。こんな生徒だったため、遠藤憲一は神奈川県の高校受験にチャレンジする際、「最も偏差値の低い高校」を選ぶ。そしてスポニチアネックスも見出しに採用したが、この入試問題が度肝を抜かれる内容なのだ。記事を引用させていただこう。

《今でも覚えている」という数学の問題は「A君からB君の家まで25メートルで、B君の家の5メートル手前に肉店がある。A君から肉店までは何メートルか?」だったという。「俺、びっくりしちゃって。これトンチ?って思っちゃって。掛け算とか分数とかあるけど、どう考えても引き算だなって」と当時受けた衝撃を言葉に。「中学までザリガニを取ることが好きだったくらいなのに。そういう学校なんで、順位も高かった」と照れくさそうに話して周囲を笑わせた》

 こういう高校のため、番組は「神奈川県中のヤンキーが集まっていた」と紹介。そり込みを入れていた高校1年生の遠藤憲一を写真で紹介した。遠藤は乗用車の横でポーズをつけていたため、出演者から「誰の車?」と訊かれると、「赤の他人の車」と答えて爆笑させた。テレビ担当記者が解説する。

「番組では高校名は伏せられていましたが、ネットで検索すると、著名な出版社が運営するデータベースにも記載があることが分かります。遠藤さんが通っていた高校は横浜商工高校。現在の横浜創学館高校ですね。横浜市金沢区に位置する私立高校で、特にハンドボール部と野球部の活躍で知られており、西武ライオンズの秋山翔吾(30)がOBです」

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