ヒッタイト帝国から現代中国まで 国家の栄枯盛衰の鍵を握る「鉄の魔力」 国際 2018年11月16日 ヒッタイトの首都 ハットゥシャ(Bernard Gagnon/Wikimedia Commons)(他の写真を見る) 「鉄は国家なり」とはドイツ帝国宰相のビスマルクの言葉だが、紀元前15世紀ごろにヒッタイト人が鉄を用いて強力な帝国を築いて以来、「鉄」は国家の命運を握る重要な材料であり続けてきた。 近代以降、「鉄」の生産量1位の国はイギリス、ドイツ、アメリカ、日本と受け継がれ、現在は中国が世界で圧倒的なシェアを握ると聞けば、ビスマルクの言葉はいまだに有効なように思える。... 記事全文を読む 0 Advertisement