「片山大臣」疑惑噴出に「佐藤ゆかり副大臣」は高笑い……と思いきや “犬猿”の奇縁

国内 政治 2018年11月15日掲載

  • ブックマーク

 犬も食わないキャットファイト。片山さつき地方創生大臣(59)と佐藤ゆかり総務副大臣(57)は、長きにわたり不仲説が取り沙汰される2人である。共に2005年初当選の小泉チルドレンにして、09年に落選、10年の参院選で政界復帰という道のりも同じ両人には、こんなところでも“一致”が……。

 ***

 片山氏と佐藤氏の間のライバル心が露見しだしたのは、復帰を遂げた10年の参院選の時からだとされる。“同期の桜”であり、共に返り咲きを目指していた身であるから、競争心を抱くのも当然といえば当然の気もするが、

「当選後、党は2人の役職に差をつけないように配慮しました。上下をつければ、下に置かれたほうが文句を言いに来ることが目に見えていましたからね。2人揃って政策審議会の副会長に就けたほか、党の政策決定組織『シャドウ・キャビネット』では片山さんを経済産業副大臣に、佐藤さんは経済財政・金融のやはり副大臣に任命に、足並みを揃えさせたわけです」

 こう聞けば、周囲に気を使わせる2人の関係性が分かるというもの。さらに同じ頃、佐藤事務所を去った政策秘書が片山事務所へ“転職”したことも、関係悪化に拍車をかけた。週刊新潮2011年8月11・18日号では、当の片山氏の口からこんな経緯が説明されている。

〈私と佐藤さんが都連のパーティーで同席したのですが、みんなのいる前で彼(※件の秘書)の悪口を言ってきました。その時、“大人同士なのだし、もっと鷹揚に対応されたらどうですか”と答えたら、周囲の人も笑っていました。それ以来ですね。同じ自民党の仲間として彼女と一緒になることがなくなったのです〉

 こう聞けば片山サイドに分がありそうな事情だが、とはいえどちらかの言い分だけを鵜呑みにするのも危険である。この取材の際、佐藤サイドは〈「そんな事実関係はない」〉と事務所が答えるのみだったのだが……。

次ページ:「佐藤さんは論評するに値しない」

前へ 1 2 3 4 次へ

[1/4ページ]